洗車やワックスが与える車への影響
2017.03.09

タイヤせっかく高いお金を出して購入した車。綺麗に維持したいからと、念入りに洗車やワックスをかけていませんか。実は、洗車やワックスは車の傷の原因につながることがあることがわかっています。いざ愛車を売るために下取り査定に出したら、洗車やワックスをかけていた為についてしまった身に覚えにない傷が細かいキズ沢山見つかった、ということも。この様な細かいキズはヘアースクラッチとも呼ばれ、太陽の光などがあたると、円心状に出来ていることがわかります。通常気をつけて見なければわからない傷です。

クルマを洗う時はスポンジやタオルなどでボディを擦りますよね。その際どうしても摩擦が起こる為、物理的に細かいキズは発生してしまうのです。さらに大きく影響を受けるのは、強風や黄砂などで車に砂粒などの見えにくい微粒子をスポンジやタオルに付けたまま洗車してしまう、もしくはスポンジやタオルに微粒子が付着したまま洗車をしてしまうという行為です。付着した微粒子が直接ボディを傷つけてしまうことになるのです。極力傷をつけない為にも、まずは水で微粒子などの汚れを落としてから洗車を始めましょう。高圧洗浄機があれば細かい微粒子もしっかり落とせるので安心です。洗車機でも、高圧の放水で汚れを落としてから洗車する機械もあるのでそちらを利用しましょう。洗車機を利用する際には、車体だけではなく付属品にも注意が必要です。例えば、スズキのハスラーのように車外にアンテナがある場合は必ず取り外しておきましょう。破損してしまう恐れがあります。また洗車の際のカーシャンプーも、車に悪影響が出るリスクがあります。カーシャンプーにはボディとスポンジの間の摩擦を和らげ、滑りやすくする働きがありますが、界面活性剤が含まれています。しかしカーシャンプーを使用しなければ、油分や雨による酸性汚れは取れません。界面活性剤には少なからずボディを痛めてしまったり、シミができてしまう危険性がありますが、しっかり最後に水で洗い流すことで回避できます。ボディコーティングをしている場合は基本的にカーシャンプーを使用する必要ありませんが、落ちない汚れがある場合は専用のカーシャンプーを使用しましょう。水でしっかり洗い流したあとは、綺麗なタオル(マイクロファイバーがオススメ)で素早く&優しく拭き取りましょう。その際、砂利などの微粒子がついていないかきちんと確認しておく必要があります。

ワックスの主成分は油脂です。油なので時間と共に酸化してしまいますので、ワックスが酸化する際に表面同士がくっついてるボディの塗装も影響を受け、傷んでしまうのです。ワックスをつけるときにも、ワックスを取り除く場合にもボディを擦っていることになります。洗車と同じく擦ることにより、摩擦が起こり傷がつくことになるのです。もしワックスを塗ったり取り除く場合は極力、摩擦が起こらないように、力を入れないように塗ることを心がけましょう。また艶がなくなり酸化する前に、こまめに塗り直す必要があります。車を売却する時には洗車やワックスをかけると、査定額がアップすると言われていますが、実際のところは関係ないという意見と、本当に心証が良くなるという意見に分かれます。つまり、その業者によって対応は変わってくるということですね。ただ下取り額を高くする為に洗車やワックスをかけて傷が出来てしまったら意味がないですよね。しかしホコリだらけ、車内がゴミだらけは人として気分が悪くなってしまうので、最低限は綺麗にしておくと良いかもしれませんね。

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